〜*〜*〜アロハパピー ALOHA PUPPY〜*〜*〜
ウクレレ 

■ポルトガル移民が持ち込んだ弦楽器

今ではすっかりハワイの民族楽器として知られるようになったウクレレですが、もとはといえば、ポルトガルから伝わった「ブラギーニャ」という楽器が、その原型と言われています。1879年、ポルトガルから渡った移民たちが持ち込んだブラギーニャは、当初は小さなギターのような形をした「5弦楽器」でしたが、ハワイで徐々に改良が加えられ、現在のような「4弦スタイル」に落ち着くことになりました。ちなみに「ウクレレ」という名前の由来には諸説ありますが、ウクレレをつま弾くときの指が、ノミがぴょんぴょんと跳ねている様子に似ていたため「ウクレレ」(ハワイ語でノミが跳ねるという意味)と呼ばれるようになったという説が有力です。ギターよりも手軽に始められ、持ち運びに便利ということもあってか、最近では、日本でも静かなブームを呼んでいるようです。
              



ハワイアンジュエリー

■大切な人の人生の節目に贈る


ハワイアン・キルトと並んで、女性旅行者に人気なのが「ハワイアン・ジュエリー」。これは金のリングやプレートに、ハワイ語の言葉を刻み、文字の部分に黒のエナメルを焼き付けたもの。歴史は古く、ハワイ王朝最後の女王であるリリウオカラニによって、考案されたと伝えられています。夫に先立たれて意気消沈している英国のヴィクトリア王女を想って、リリウオカラニ女王が「ホ・オマナオ・マウ」(永遠の想い出)と刻んだジュエリーを贈ったのが、その起源。今もハワイでは、大切な人の人生の節目にハワイアン・ジュエリーを贈る習慣は続いています。
歴史あるハワイアン・ジュエリーですが、最近は、より手軽に、現代的にアレンジされたものが増えてきました。デザインは、パイナップル、ビーチ・サンダル、キルト、プルメリア、ウミガメ、ウクレレ、サーフボードなど。ちなみに、一番人気のデザインは「ビーチ・サンダル」だそうです。
                 



ハワイアンキルト   
      
■ハワイアンキルトの始まり

1820年頃、米国から布教活動のために移住した宣教師の妻たちによって持ち込まれたのがアメリカン・キルト。当時、彼女たちがハワイ王族の女性を集めて開いた「裁縫教室」が、この地にキルトを広めるきっかけとなったようです。その後、既存のパッチワーク&キルティングの技法に、ハワイ流の独自なアレンジが加えられ、「ハワイアン・キルト」へと発展。1870年代に、現在のような自然をモチーフにした幾何学パターンの手法が確立されました。ハワイアン・キルトは、無地の生地の表面に単にアップリケ状にパターンを縫い付けるだけでなく、絵柄のアウトラインに沿って、約一センチ間隔で幾重にもステッチが施されています。ですから一枚のベッドカバーを縫うのに1日8時間労働で1か月以上かかることも珍しくはないといいます。ほかには、クッション、財布、メガネ・ケース、バッグなどの日用品が作られています。
           

■デザインにはアロハ(愛)とマナ(心)が込められている

ハワインアン・キルトのデザインは、自然の木や草花が中心。これらの草や木には、それぞれ意味があり、ハワイの人々は贈る人への気持ちをキルトのデザインに託すといわれています。たとえば、キルトのモチーフとして取り上げられることの多い「パンの木」には、「成長・豊かさ・繁栄」の意味があります。よってパンのキルトは出産祝いなどに贈られるケースが多いようです。そのほか「レフア」は火の女神ペレの象徴として、「パイナップル」は歓迎・ホスピタリティという意味……などなど、それぞれのモチーフに含まれる意味を知ると、さらにハワイアン・キルトへの興味は深まりそうですね。
            
          ▲左から、ジンジャー、パイナップル、ヘリコニア



アロハシャツ

■アロハシャツの始まり

ハワイにシャツが伝わったのは1820年頃。米国本土からの開拓者たちが持ち込んだのがきっかけと言われています。風通しがよくてゆったりした着心地が農作業に適していたこともあってか、その後、日本や中国から渡った移民たちの間でもシャツは評判に。当時は麻や綿を使った無地のものが一般的でしたが、徐々に、移民たちが持ち込んだチャイナドレスや日本の着物などのカラフルな生地をリメイクしたシャツも作られるようになり、1920年頃に現在のようなスタイルが定着しました。ちなみに「アロハシャツ」と呼ばれるようになったのは1936年、ホノルルで洋服店を営んでいたエラリー・チェンが商品登録してからのことだと伝えられています。第二次大戦後は、ハワイに多くの観光客が訪れるようになり、土産物としてアロハシャツを持ち帰る人が増えるにつれ、ハワイだけでなく世界中で愛される定番ファッション・アイテムになりました。色鮮やかでそれでいて、バランス・統一感を失わないデザインは、ある意味ハワイの歴史が育んだ「アート」と言っても過言ではないでしょう。
               

■アロハフライデー

日本での「カジュアル・デー」にあたるのが、ハワイの「アロハ・フライデー」。1980年代前半に始まったムーブメントで、今では金曜日は、銀行や官庁に勤める男性もアロハ姿での出勤が一般化しつつあります。また、レストランの中にも「アロハ・フライデー」にちなんで、金曜は「ハワイアン・メニュー」を出すところが増えているようです。